Google Inc.検索結果表示アルゴリズムを変更 2010/08/20 賛否両論有り

2010年8月20日付 Goole Inc.発表

検索結果表示アルゴリズムを変更しました。
単一ドメインからの検索結果件数が今まで以上に多くなります。

本日(2010/08/20)、検索結果表示アルゴリズムを変更しました。
検索キーワードの入力内容から、ユーザの興味・関心が高い特定のドメインを判定し、そのドメイン内のページが検索結果表表示画面に表示される件数を増やしたということです。

例えば、「国立アメリカ歴史博物館 展示」[exhibitions at amnh]と検索した際、従来は、www.amnh.org(国立アメリカ歴史博物館サイト)下のページは2件しか検索結果表示されませんでしたが、今回の変更で7件まで表示されるようになりました。博物館での展示会情報を探しているユーザにとっては、今まで以上にすばやく情報にたどり着けるようになります。
検索結果の多様性維持のため、別ドメインのページもその後に続いて検索結果表示されます。

グーグルは検索結果やユーザインターフェースを常に見直しており、毎年何百回もの変更を加えています。今回の検索結果表示の変更により、検索結果の多様性を保ちながらも単一サイトからより深い情報が探せることになりました。

投稿者: Samarth Keshava, Software Engineer
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8月20日の発表後、「便利な機能だ」と賛成する人、「単一ドメインからの検索結果表示が増えるのは多様性が損なわれる」と否定的な人、「今まで2位だったのが今回の変更で9位に下落。競合が8つも上にいる!」と不満を申し立てる人などなど。 今回のアルゴリズム変更は賛否両論です。

いつものごとく、見守りましょうね。

2010/08/23