先日開催した、「儲かるホームページの企画とライティングセミナー SEOの基本 内部施策」でもお話したSEO的ライティングのヒントに関連する興味深い記事を偶然見つけました。
皆さんに役立つ情報を提供し、西新宿ドットネットのサービスクォリティをアップするため、英語圏での情報収集を常に心がけているのですが、Twitter経由で昨日飛び込んできた記事です。もともとの投稿は去年の11月のものですが、ご紹介しますね。
SEO的コピーライティングにまつわる5つの伝説
1. SEO的ライティングは機械的な文章になりがちというのは本当か?
へたくそなライティングは、確かにこの傾向にあります。
しかし、SEOを意識してもロボット的な文章にする必要はないのです。キーワードの出現率は、良い文章を補完するものとして位置づけるべきであり、キーワード密度を意識しすぎて文章を書くことは本末転倒です。
2. キーワードを選んだらその単語に集中しその他の言葉をいれずに文章を書かなければならない?
SEOがはやりだした頃は、「選んだキーワードを優先順位を意識して文章を書きましょう。」「その他の言葉を入れるとキーワード密度が薄まるので良くない。」と言われてきました。
けれど今となっては限られた数のキーワードだけで独自性の高いページを作成することは出来ませんし、キーワードだけに集中して書かれた文章は不自然になりがちです。重要語句は押さえておかなければなりませんが、全体的なバランスも十分に考慮しなければなりません。
メインのキーワードとサブのキーワードをいくつか選定し、関連する単語をグループ化して構成を考えるのがよろしい。メインキーワードと関連語句をURL、タイトルタグ、その他主要フィールドおよび本文テキストに入れ込む工夫をしましょう。
3. オンラインの読者は気短なので短くしなければならない?
ある意味正しいことですが、長期的にみると、情報の詰まった長めのブログ記事のほうがより多くのリンクやトラフィックを得る傾向にあることも事実です。
単語数が多いページは検索エンジンスパイダーがより多くの情報をピックアップする
情報量=単語数の多いページのほうがメインキーワードを補完する関連後を多く入れ込むことが出来ます。
情報を検索する人は、正確な情報を探しています
せっかくの意味のある情報を割愛するべきではありません。価値ある情報を説明するのに2,000語必要なら2,000語使って文章を書くべきです。
とはいえ、オンスクリーンで読む読者の状況にも配慮した工夫は必要です。例えば、項目をリスト表示してリンクで該当ページに飛ばすとか、長いセクションを効果的に分割するとか、ページ分けするなどです。
4. 気の利いたヘッドラインは使えないのか?
タイトルタグは一番重要なキーワードを使って書かなければなりません。たとえ気の利いたヘッドラインを考えたとしても、検索エンジンは修辞法の美しさを判断してくれないからです。
h1とタイトルの使い分けを工夫するのが良いです。タイトルはキーワード最適化した方法で記述し、h1は人目を引くような気の利いた文章にするという工夫です。
RSSリーダーやTwitter、ソーシャルメディアのことを考えると、ブログ投稿には効果的な戦術になります。
5. 記事投稿には導入文を書くべき?
「インターネット時代の幕開けからSEO的ライティングに関する伝説は数多く語られてきました。いまや、正統派のSEOコピーライターはそれらの伝説の真偽を検証しはじめています。云々」
このような序文を読む人は殆ど居ないのではないでしょうか。Googleスニペットを意識して書いているのかもしれませんが、それはメタディスクリプションで十分。本文テキストは本当に伝えたい内容について端的に書き始めるのが良いです。
出展:WordStream Internet Marketing blog / Five Myths About SEO Copywriting / Written by Elisa Gabbert
2010/08/01